【特性】
石材の最高級とされる大島石は、「かたい」「風化に強い」「変色しにくい」「水をふくみにくい」という特性があり、古くから石塔や宝篋印塔に、また、近代にはいっては、国会議事堂、赤坂離宮、大阪心斎橋、愛媛県庁舎などの建造物にも用いられいます。
【特徴】
大島石は花崗岩特有の雲母、石英、長石の配合の妙が美しく、青みを含んだ石肌は大島石特有の美しさだといえます。また、建墓した時、周囲を圧倒する気品と風格を持つのも大島石の特徴です。石の堅さ、吸水率の低さは、国産の花崗岩の中でも一、二を争うもので、この事は堅牢さ、長期にわたっての品質の安定、研磨による光沢の優れていることを示しています。このほか特筆すべき特徴として、建墓後、時を経つごとに青みが強く感じられ、ますます美しい深見のある石肌を示すことです。